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【金沢ギャラリー】雪と大雪物語

◇金沢ギャラリー・雪

2001・冬

「 雪 」と「大雪物語」

ロシアをマイナス70℃という 想像を絶する冷気に陥れた冬将軍は、
輪島上空にマイナス30℃の寒気団を 送り込んできた。


 2001年 1月14日未明から降りつづけた雪は、朝には20cmの積雪となって突然のぶチャンの前に舞い降りた。
山間部は1mを超えているらしい。
何年かぶりの本格的積雪に取材班は市内の真中にある「兼六園」へと出かけてみた。
 前日までの緑の兼六園はたった1日で、何もかも真っ白に覆い隠されていた。
 人影も少なく、キシキシと雪が鳴る足元の冷たくとも快い感触、処女雪の清清しさ、少しでもお伝えできれば。
金沢城も吹雪の中
 14日は市民に無料開放される日曜日のため、いつもなら三々五々訪れる人に出会うのだが、この日は自宅の雪かきに追われているのだろう、訪れる人も少なく絶好の取材日となった。
 金沢では新聞に、日曜日の町内総出の雪かきを「雪かきサンデー」との見出しがおどるのだが、私達(のぶチャン)は妻の「雪かきどうするの?」 「雪かきしてョ〜」の声を背に受け、さっそうと出かけてきたのであった。

 心の中では、
 「こんな日は、湯豆腐で一杯が楽しみなんだが、今日は肴なし、カラ酒の雪見酒かもしれない。  ヨワッタ・・・・・」

     この時には、みんなに余裕があった・・・・・・・
看板も雪づくろい

兼六園・雪の風情

雪のアーチをくぐって入園
市民は無料ですョ
子供は雪の子だ〜

深々と降る雪と静寂、雪吊りの美、見事な調和でしょう。
右手は成巽閣
雪でも、あっいネ
水面のキラメキもまた美し
記念撮影ナンバーワンの場所
水の音は心なごませる
ことじ灯篭の綿帽子
水面が凍っている
ワカサギでもいればナ  (釣り師)
こけないでョ
遠くに見えるは、金沢城
「どこから見る?」
雪吊りと金沢城

あぁ! 大雪だ〜!
日記だョ〜
雪に埋もれた金沢市内

1月14日(日) 午後4:00 兼六園から帰って、
仕方がないので、雪かきをした。体が痛い。でも、これで湯豆腐で雪見酒ができそうだ。
         雪は、深々と降り続いた。
明けて
1月15日(月) 
午前6:00
輪島上空にマイナス45℃の寒気団が襲ってきた。
駐車場の戸を開けたら、なんと30cmほど積もっていた。昨日、雪かきしたのはムダだった。
             ショック!
午前9:00 前日から降り続けた雪はまだやんでいない。
金沢では40cm、スキー場のある白峰では231cmを記録した。
昭和61年以来の15年ぶりの大雪だそうだ。 幹線道路は、渋滞した車であふれている。
 JRも運休が相次ぎ友人は東京出張をあきらめ自宅に帰った。 金沢駅で明日、ロサンゼルスに行く元同僚の旅行会社の添乗員と出合ったそうで、「大阪は雪がないから飛行機出発しますよネ」とも、「今日中に大阪に着かないとツアーに間に合わない!」とも、くどいていたそうだ。
 JRも幹線道路も国道8号線もまったく動かないようだ。
午後6:00 積雪はついに80cmを超えた。
金沢まで車で20分の出勤時間の人は、おおむね3時間以上、福井から来た知人は朝8時に出発して、金沢に着いたのは夜8時だった。
「俺の時間を返せ!と叫んでいた。 が、時間は帰らなかった。
午後7:00 自宅の雪かきをした。朝もしたので今日は2回目、店の前もしたので3回目か。
3日目
1月16日(火) 
午前7:00

出勤途中・思ったよりも道路はすいている。
さすがの大雪も2日目はこんなものか、と思ったが、・・・・・

店にお客さんが誰も来ない。  弱った。 明日は休みなので、売上は2日分なければいけないのに・・・・
連続真冬日は、昭和59年以来の17年ぶりと訂正された。(朝刊)
朝から雪かき以外の仕事がない。
ホテル・料理屋・レストランの予約はすべてキャンセルになったらしい。
        「こんな日は、早く帰って雪かきデー」らしい。

午前11:30 また、国道8号線が通れない、との情報が入った。
未確認だが、北陸自動車道が通行不能になりすべての車が国道8号線に回ったためらしい。
 しかし逆に、市内中心部は雪はあるが、道はすいているので納品はすばやくできる。でも注文の電話がかかってこない。
   隣りの魚屋はヒマだとみえて「屋根雪おろし」 をしている。

うちは、「まだ、イイだろぅ〜」と、楽観的判断を下した。

4日目
1月17日(水) 
午前9:00

今日は休みなので、ゆっくりと出社した。
市内の道はすいている。
雪の峠は過ぎたかもしれない。
朝刊に、CO中毒で車の中で死亡との記事。
              合掌。
すべるな〜
雪に埋もれる尾山神社の裏門
午後2:00
今回の雪は、能登の入り口である口能登(くちのと)地方の積雪が多く、「能登有料道路」が封鎖された事も手伝い、大型トラックなどが道を塞ぐ事も多く、知人は昨日の16日、口能登の宇ノ気に帰宅するのに、交通渋滞を避けるため、金沢の会社をワザワザ夜10:30に退社したが、いつもは20分で着くところを家に帰れたのは、あくる日の朝7:30だったとTELしてきた。


   その後、近江町の店を退社。
屋根雪おろすぞ〜
口能登・七塚町の様子
 午後2:30 雪かきは、イヤになったので  「ヤ〜メタ!」 と放棄した。
キュイーン (T<へ(ー ) はい、あーんして と、歯医者に行って親知らずを抜いてきた。
             痛い! 血が止まらない。
 携帯電話を落とした!  夜の10時に気がついた。
どこに落としたか分らない。もっとも分れば取りに行くが。たぶん、雪道を歩いてすべった時、落としたのだろう。  タイヘンダ!
でも、近江町にあるかもしれない。 明日は、明るい日と書くのだから楽観的にいこう。
       雪はチラチラと降っている。 もう終わりだろぅ。

5日目
1月18日(木)

雪は、チラチラだ。
やっぱり、携帯電話がない!   絶望! 誰か使っていたらどうしょう。
電話をとめた。 AUの担当のオネイチャンが優しかった。
のぶチャンは、明るさを取り戻した。
   (ヒットポイントが10ポイント上がった。)  (^。^/)ウフッ
 家の前や裏通りは、車によって雪は圧雪されてボコボコの状態だ。
いつもながら、ツルハシで雪をわり、スコッパで雪かきをする風景がチラチラと見える。
 金沢市外から通勤してくる人に「通勤大変やね〜」と聞くと、
「火曜日からサウナで泊まっている」 「友達の家で泊まった」 との返事多し。
サウナは寝る人で、歩く場所もないらしい。
        「着替えは?」  「サウナのパンツがある。」との返事あり。
自宅に帰ると、70を過ぎた父親が雪かきをしたらしい。
 出入りする所だけキレイだ。
もう、自分に雪かきをする元気はない。 今日は充電日と勝手に決めた。
それにしても、  歯が痛い! また、鎮痛剤を飲んだ。

             もう、外は雪がやんでいる。
6日目
1月19日(金)
久しぶりの青空だ。快晴とはいえないので、曇りのち晴れか。

今日からは、いつもの冬が戻ってくるだろう。問題はいまだに関東・関西方面からの観光客のキャンセルが続いていることだ!
何年か前のロシアタンカー重油流出事故の二の前はゴメンダ!  あの時は夏を過ぎても観光客は戻らなかった。
今回の大雪は、官公庁の休みの日曜日未明の行政の初動除雪の遅れが致命的で、月曜日の朝にはもう既に、誰にも手のつけようがなかったとのウワサがもっぱらである。
だってこのくらいの雪は、20年位前までいくらでもあったし、こんなに混乱しなかった。
         (ウワサ・ウワサ・・・・・あくまで、ウワサ)

誰に責任があるかないにしろ、キャンセルでこうむった被害は、この一週間で何十億は超えるんでしょうネ。
7日目
1月20日(土)
今日と明日は、「県民除雪デー」だそうだ。
町内総出で雪かきをしなくなった、「隣りがやっているのに、うちがやらないのはハズカシイ」という、意識がなくなっている事を新聞紙上で再確認した日だった。
   でも、朝から雨だ!

 昼から岐阜に列車で出張に行った知り合いから電話があり、福井から岐阜は大雪だそうだ。岐阜では10cmの積雪らしい。  金沢は雨!
雪かきは、今日はとりあえず 「しないでおこう!」
明日までに溶けるかもしれない。
  PS・陣頭指揮にあたっていた谷本知事が朝の散歩の途中、雪道でこけて手を骨折したらしい。

たぶん「大雪日記」は、今日で終わりだろう。     またd(^−^)ネ!

8日目
1月21日(日)

 <おまけ>
今日は、朝から「快晴」!
昨日の雨でだけでは、さすがに雪は溶けなかった!
朝の冷え込みで、道路はカチカチのツルツルである。
金沢ではこんな状態を「きんかんナマナマ」と表現します。
何故だかは知りません。なぜか言うのです。
             (^。^/)ウフッ
さて、そんな道路の硬い雪をどうやって片付けるかと言うと、昨日も言いましたが、右の写真を見ていただけるとわかるように、「くわ」ですわ、「クワ」「鍬」。畑を耕すわけでなく、雪を耕すわけです。
都会の真中で、「クワ」があるなんて雪国らしいでしょう。
私のところなんか、「クワ」がないので「トンカチ」で雪をわっていますワ。  あはは・・・
超原始的なんですワ!
「何時になったら終わるんだろう?」
「今日中に終わるんかいナ〜」と、思っていたら、町内の人が皆で一斉に手伝ってくれました。 感謝! 感謝!

それからが大変でした! 永遠と500m、 (右の写真を見てください、「綺麗なもんでしょう」)   雪すかし! 雪すかし!
誰も辞めようと言わないもんだから、あの状態で誰も言えないわな〜。 道路1本雪すかしですワ! 
       「アア〜しんど」
そんなわけで、終わった時には皆で拍手! 拍手!
       「やっと終わった!」

コーヒーの差し入れもありました。
誰も途中でリタイヤしませんでした。
町内が一体となった楽しい四時間半でした。

 でも、 「も〜いいわ! 堪忍して!」
       「もう、降るんじゃないぞ!!」

硬くて、手にマメができるヨ!

明日までかかるヨ〜。誰かタスケテ!

まるで春のよう


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