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■ 石亭

金沢に一番最初にしゃぶしゃぶを
紹介したのがこの料亭です。
近江町市場の近くにある浅田屋の姉妹店

兼六園のすぐ近く 最近はお昼の会席に力が入っている
慶応3年(1867年)の旅人宿「諸国御宿淺田」を出発点として、
旅館・ホテル・レストランなど、新しい業態を次から次えと開発してきています。
この石亭は30年ほど前まで、一見さんお断りだった料亭をオープンに大衆に開放した功績大の繁盛店です。
 
涼しさを呼ぶ夏のお刺身
刺身の周りを氷で作った器で覆っています。
夏の生マグロ・甘海老・活〆天然鯛・天然ヒラメ・イカ鳴門巻
料理はもちろんのこと、器も、座敷のしつらいも、すべて涼やかに感じられる今日この頃です。
 おもてなしの心      隠されたストーリも味のエッセンス
 
この人が総調理長・小村勇氏
社長の名代として「おもてなしの心」を現場に
叩き込んだ。 現場100人と社長とのパイプ役だ!
おねえさん 「お客様、お見えになりました。」
 「5分の挨拶の後、料理お願いします。」
小村調理長 「さあ、始まるョ〜」
一番最初の料理は、ぼく(佐々尾)の
担当の先付けです。
今日は「能登ナマコのおろし合え」です。
新鮮なお刺身は、
もちろんお客様が見えてから切り出します。(山口)
今日は、活の天然ヒラメとマグロとイカ、
甘海老と寒ブリです。
お客様の料理の進み具合は、どうですか?
お客様の召し上がるスピードが、速いよ!
次の料理、急いで〜!
「温かい料理は、温かくお客様の下に」 
これがウチのモットーです。(黒崎)
 料理は人なり      隠された内面の心が表れるのが料理

加賀・石亭は、金沢を中心に多店舗展開している浅田屋の旗艦店として有名な料亭です。
卯辰山の松魚亭・ステーキ六角堂、金沢近郊の金沢国際ホテル、イタリアンのN365、最近、お茶屋町の東山にも蛍屋をオープンするなどドミノ展開をする事によってどの店に伺っても美味しい料理と高いサービスの質を維持しています。そのサービスの質は、料亭旅館浅田屋より生み出されたもので、原点を昇華し発展させた原動力が、この店なのです。
新鮮な食材、手入れの行き届いたたたずまい、そしてなによりその人柄があふれた料理に触れていただくことをお勧めいたします。
   食べて欲しいという気持ちが大事、
  来ていただいた人に「美味しかった。」「また来るよ。」と言っていただくことが私たち調理場のスタッフの喜びです。
朝早くから夜遅くまで働いてもらっているスタッフには身体は辛いかもしれませんが、それに勝るお客様の喜びの声が調理師としての技術と人間形成の向上に役立つと指導しています。一番大事なことは、お客様に美味しいものを食べて欲しいと思う 「心」 なのです。

この店にお世話になってからもうじき30年がたとうとしています。もうそろそろ自分のことより、社員のことや金沢という地域社会に恩返しする時期にきている事を痛感しています。
熱く語る小村勇調理長
夏にはこの中庭で流しソーメンが
おこなわれ家族連れで賑います。
金沢独特の赤い壁(紅殻)は、寒い冬・雪の中から部屋の中に入ってきた時
少しでも暖かく感じられるよう考えられ広がってきました。
足落としの部屋にさりげなく
飾ってあったのは作家物でした。
日本人の生んだ坪庭は、
癒しのスペースです。
最近ブレークしている昼の5500円の懐石 (サービス料込み)
予約なしで召し上がれます。
 
詳しくは 浅田屋のHPへ
http://www.asadaya.co.jp/