今日の朝6時39分から目覚ましテレビで「能登の岩のり」の
紹介がされました。わずか5分程度でしたが、雰囲気は十分に
伝わってきました。さすがに朝も開けやらぬ早朝にあれだけの
かあちゃんたちが集まって岩のりを採取するのは・・・・
てな、感じですけど。 まあ、いいんじやないですか。
問い合わせもねガンガンあるので、
メールでお知らせ。 (^^;;
by : 店長・のぶチャン
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■ 【加賀能登の旬菜】 能登の絶品・岩のり
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その番組でも紹介されていましたが、
『岩のりが20年ぶりの大豊作』
そうなんですよネ。
例年なら、年内に3~4回入荷して、年明けに2~3回で終了。
去年なんて一回も入荷なし。
今シーズンの年末は入荷がなかったので、年明けはどうかナ~
と思っていたら、採れるは、採れるは、大豊作!
そこで、「いつ入荷するかわからない」から
「いまならお届けできます」
に変更して、みなさまにオ・シ・ラ・セ!
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┃冬┃┃の┃┃海┃┃か┃┃ら┃┃贈┃┃り┃┃物┃┃!┃
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金沢には冬の海からおいしい贈り物がたくさん届きます。
ブリ、タラ、カニ、アンコウ、ナマコ、カキ貝などの魚介類。
そして岩のり、はばのり、かじめ、あおさなどの海藻類です
いずれも冬の能登ならではの優れものです。
なかでも日本海の荒波に直接洗われる奥能登・珠洲の岩のりは
潮の香り満載の最高のプレゼントです。
シベリアからの冷たい季節風が吹きあれ、波の華が舞う冬が来れば、
海水温もグッとさがり、磯の上を洗う荒海が、
艶のある真っ黒な天然・岩のりを育みます。
岩のり採りの季節は、12月半ば頃から旧の正月頃まで。
奥能登のお正月のお雑煮には、その岩のりを入れるのがお約束事。
輪島塗のお椀のふたを開けると、湯気が立ち上がり、その湯気の
中にはほのかな磯の香りが漂い、澄まし汁の中には真っ白な丸餅
と、真っ黒な岩のり。
その器にも味にも色合いにも感動ものです。
▼本物の「天然岩のり」のお取り寄せ
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┃命┃┃が┃┃け┃┃の┃┃岩┃┃の┃┃り┃┃採┃┃り┃
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能登では、男は船で漁に出て、残された母ちゃんや婆ちゃんの女衆や
じいちゃんが収穫に当るのが慣わし。
冬の不安定な天気の晴れ間をぬって、また打ち寄せる荒波の
波間を縫って、おかあちゃんやばあちゃん達は、カッパに身
を包み、滑らないように長靴の上にわらじををはいて、
磯の上に降り立ちます。
押し寄せる凍える波を横目にとらえ4~5cmに育ったノリを
手で摘み取りカゴに入れていきます。
荒れた日本海に船を出し、命がけで家族を養う男衆。
残された女衆も年に何回かは、波にさらわれ、
痛ましい事故もおきる、命がけの岩のり採りで留守を守る。
美しくも悲しい奥能登の現実。
日本海の海の味満載の岩のりは、能登一帯で採れ、
中能登(富来)や輪島周辺では採ったばかりの岩のりから
海水がボタボタ落ちる様子から「ぼたのり」ともいいます。
石川では、むしろそちらの名前のほうが有名かナ~。
が、ですが、
おいしい店の「天然・岩のり」は、そこから車で一時間ほど行った、
能登半島の一番先端の珠洲・仁江海岸の岩場で採れた優れ物
そこは塩作りも行われる、一番海水のすんだところ。
しかもコンクリートで作った岩のり畑ではなく、
本物の岩礁に付着する、正真正銘の天然もの。
味と香りが違います。
それをサッと干し丸くまとめた、生・岩のり。
大きさも輪島のボタノリが小さめのドーナツサイズなら、
こちらはシングルレコードサイズ
(わかるかナ~ (*´∇`*) )
大きく、匂いも立つ、奥能登の天然・岩のり
澄まし汁はもちろん、カス汁や薄口の味噌汁。
イシル(能登独特の魚醤)の貝焼にすれば最高。
ほんとうにサッと火で炙って醤油を少々かけて食べれば酒の肴に絶品。
料理屋では、吸い物はもちろん刺身のあしらいや酢の物に、
蒸し物や煮物の岩のりアンや雑炊に、
用途はいろいろある能登の絶品商品です。
▼本物の「天然岩のり」のお取り寄せ
収穫量が少ないので、岩のりの値段は高いのですが、
危険な厳冬の磯の上でノリをつまみとる母ちゃんたちの
苦労を思えば、むしろ安く感じられます。